本記事には、AIイラストの修正基準を解説する意図上、一部センシティブな言語表現が含まれています。センシティブな表現に抵抗のある方、または未成年の方は、ご自身の判断で十分に注意した上で、閲覧をお願いいたします。
- 叡智な画像のブログ投稿に欠かせない基礎知識
- 違法性を排除する画像修正(線処理・黒塗り)のルール
- SNS拡散やブログ収益化に潜むリスクと注意点

博士のシードです。今日は「AIで作成した叡智な画像を投稿する際の注意点」を勉強していきますよ!

助手のバドです、よろしくお願いしマス。
(プロローグ)叡智な画像をブログに投稿したい

見てバドくん!なかなかそそる叡智な画像が出来上がったわ!これをブログに投稿して、みんなとこの画像を共有したいわ…!

コ、コレハ…!!!
≪ビビー!!! ビビー!!!≫
博士!このままでは 危険度MAXデス!
アカウント消失(BAN)の危機デス!

えっ、でも大丈夫よ! 私のブログは『シンレンタルサーバー』といって、アダルト表現に寛容なサーバーを使っているんだから!

サーバーが許しても、日本の法律が許しまセン!
『修正』が甘過ぎマス。
そのままでは、間違いなく『法律違反』デス!

ほうりついはん…!? 私、逮捕されちゃうの!?
警察が家に来るってこと!? そんな、大げさな話よね……?

いいえ、最悪ノ場合、逮捕されマス。
実際に、AI画像を頒布(はんぷ)して捕まった事例もありマス。
自己満足で終わらせないために、絶対に守るべき『鉄壁の修正術』がありマス!

それは絶対に知っておかないといけないわね…。わかったわ、安全に創作活動を続けるための『落としどころ』を詳しく学んでいきましょう!
1.AI画像に関わる法律とリスク
個人ブログを運営する上で、どれほどアダルト表現に寛容なレンタルサーバーを契約していたとしても、日本国内から発信する以上は「日本の法律」が最優先で適用されます。ここで最も重要となるのが、刑法175条(わいせつ物頒布等罪)です。
わいせつな文書、図画、電磁的記録に係る記録媒体その他の物を頒布し、又は公然と陳列した者は、二年以下の拘禁刑若しくは二百五十万円以下の罰金若しくは科料に処し、又は拘禁刑及び罰金を併科する。電気通信の送信によりわいせつな電磁的記録その他の記録を頒布した者も、同様とする。
2 有償で頒布する目的で、前項の物を所持し、又は同項の電磁的記録を保管した者も、同項と同様とする。
刑法175条とブログ運営への影響
刑法175条は、「わいせつな文書、図画、電磁的記録に係る記録媒体その他の物を頒布し、又は公然と陳列した者」を処罰する規定です。不特定多数がアクセスできるインターネット上のブログに画像をアップロードする行為は、この「公然と陳列」または「頒布」に該当します。
AIイラスト特有のリスク
サーバー会社が設けている規約は、あくまで「その会社が独自に定めたルール」に過ぎず、法律の安全性を保証するものではありません。 サーバー側の利用基準をクリアしていても、日本の法律(刑法175条)に抵触していれば、警察による取り締まりや摘発のリスクはダイレクトに発生します。「サーバーが許していること」と「法的に合法であること」は完全に別問題であると認識する必要があります。
意図しない緻密な描写
ユーザーが意図していなくても、AIの特性上、局所や陰影が非常にリアルかつ精緻に描き込まれてしまうケースがあります。
不十分な自動修正
生成直後の画像に対して「薄いモザイク」や「透過処理」が自動で施されている場合、それが制作者側の「修正」の甘さに繋がり、摘発のリスクを跳ね上げます。

サーバーがOKでも法律がNGなら、絶対に手抜きはできないわね……!

その通りデス! 法律の壁は、サーバーよりも遥かに高いのデス!
2.安全に投稿するための修正ルール
警察の摘発事例や主要なプラットフォームのガイドラインを基準とした、法的なリスクを最小限に抑えるための具体的な修正方法を解説します。
・男性器(ペ○ス)
・女性器(割れ目などの局部)
※乳頭(ニップル)はピクシブ等では修正不要なケースが大半です。

ピンクのビームサーベルを持ったシードちゃん。至って健全なイラストですね。
ピンクの部分を隠すべき箇所だと仮定して、修正例を挙げていきます。
①「不透過」の徹底
最も重要なルールは、「修正の向こう側が絶対に透けて見えないこと」です。

【×】薄いモザイク

【×】薄いぼかし

【○】黒塗り

【○】粗いモザイク
②線処理や黒塗りの目安
過剰に広範囲を隠して作品の魅力を損なう必要はありませんが、「隠すべき場所が確実に隠れているか」が非常に重要になります。
現在の主流な基準
ピクシブなどの大手イラストプラットフォームでは、「該当する局所(直接的な線や割れ目など)を不透過の線で確実に覆う」いわゆる「線処理」や、局所を完全に覆い隠す「黒塗り(海苔)」であれば、おおむね問題なく投稿が認められている傾向にあります。

線処理

黒塗り(海苔)
対策
必要最小限の修正範囲に留める場合は、「隠すべき直接的な線や局所が1ミリもはみ出していないか」「隠し漏れによる隙間がないか」を厳しくチェックしてください。修正範囲を絞るからこそ、ピンポイントで正確に隠し切る精度がより強く求められます。
③AIインペイントによる描き換え
ブログのデザイン性や作品のクオリティを維持したい場合、モザイクや線処理ではなく、生成AIの機能(インペイント)を活用する手法が有効です。
対策
該当する局所を指定し、最初から「可愛い水着」「下着」「衣服」あるいは「障害物(物陰やエフェクト)」へと描き直させます。そもそも「該当するパーツが存在しない画像」として再出力することで、作品の美観を損なわず、安全な状態を作ることができます。

遮蔽物で隠す

エフェクトで隠す
注意点(透け表現の罠)
水着や下着に描き換える(あるいは最初から着用している)場合、生地が薄く、局所の輪郭や線が透けて見える状態(シースルーや濡れ透けなど)は厳禁です。衣服の体をなしていても、透けて見えてしまっては「① 不透過の徹底」のルールに反し、未修正と同じリスクを負うことになります。必ず完全に不透過な質感として出力されているかを確認してください。

うう、確認することが山積みで頭がパンクしそう!
叡智な世界も楽じゃないわね…

安全の代償は、安くありまセン!
1つずつ、確実にクリアしていきまショウ!
3.サーバー以外で注意すべきBANの罠
アダルト許容サーバーの利用はあくまで「ブログの強制削除(サーバー側からのBAN)」を防ぐための土台に過ぎません。ブログ運営を長期的に維持するためには、以下の周囲の規約(エコシステム)にも目を光らせる必要があります。
①SNSでの拡散リスク
ブログへのアクセスを集めるためにSNS(主にXなど)で記事のリンクを投稿する際、アイキャッチ画像(サムネイル)がSNS側の規約に抵触し、SNSアカウントが一発で永久凍結(BAN)されるケースが多発しています。 ブログ内の記事に修正済みの画像を載せる場合であっても、SNSに投稿する画像やアイキャッチは、露出を極限まで抑えた「完全な全年齢対象画像」に差し替える必要があります。
②決済や広告の規制
将来的にブログに広告(Google AdSense等)を掲載して収益化したり、ファン支援サイト(Fanbox、Fantia等)への導線を設置して有料コンテンツを販売する場合、「クレジットカード会社」や「広告配信元」の規約が大きな壁となります。 これらは日本の法律以上に「アダルト・性的表現」に対して極めて厳しい世界基準の規制を設けているため、サーバーがどれだけ許容していても「収益化の道」や「決済手段」が即座に絶たれるリスクがあります。

粗いモザイク
【△】自動判定でアウトになる可能性あり

線処理
【×】隠れてない、完全にアウト
SNSやGoogle AdSenseはかなり厳しい。ピンクの部分を隠すべき箇所だと仮定すると、この画像が規制を受ける可能性は極めて高いです。

画像の修正だけでも大変だったのに、SNSのサムネや広告の規約まで…!考えることが多すぎて、叡智な活動って一筋縄じゃいかないわね…。

その通りデス。これらは法律以上にルールがシビアで、さらに細心の注意が必要になりマス。リスクに十分注意して慎重に進めるべきデス。
(エピローグ)私の自信作を安全に修正して!

あらかたのルールはわかったわ。それじゃあバドくん、それを踏まえて私の新しい自信作を安全に修正してちょうだい!

わかりまシタ。
ピピー、ガガガ……
ガシャーン!!


ハイ。
ほぼNGデス。
上から下まで全て叡智すぎマス。

なんでよ!? これじゃあ私が悪いことしたみたいじゃない! 完全に不審者ののぞき窓よ! ムキー!!

(ハカセにこんな趣味が…しかも自画像とハ…)
み、皆さんも叡智な度合いは程々にしまショウ。
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